民泊買取事例3選|ワンルーム・1棟・戸建ての実例紹介

民泊物件の売却を考えているあなたへ。「実際にどれくらいの価格で売れるのだろうか?」「買取の手続きはどのように進むのだろうか?」と気になっているのではないでしょうか。

この記事では、民泊物件の実際の買取事例を3パターン(ワンルーム・1棟マンション・戸建て)で詳しく紹介します。物件概要、買取価格、売却理由、手続き期間、そしてオーナーの声まで、リアルな情報をお届けします。あなたの物件と似た事例を見つけることで、買取価格や手続きの目安を掴むことができるでしょう。

民泊買取事例を見る前に知っておくべき基礎知識

実際の買取事例を見る前に、民泊買取の基本的なパターンと価格の決まり方を理解しておきましょう。

民泊買取の2つのパターン|物件買取 vs 運営権譲渡

民泊の買取事例は大きく2つのパターンに分かれます。

パターン①:物件ごと買取
自己所有の物件で民泊を運営している場合、物件と民泊事業を一緒に買取業者に売却するパターンです。買取価格には、物件の価値と民泊事業の営業権(のれん代)が含まれます。

パターン②:運営権譲渡(M&A)
賃貸物件で民泊を運営している場合、物件は所有していないため「民泊事業の運営権のみ」を譲渡するパターンです。これは民泊M&Aと呼ばれ、賃貸契約も新しいオーナーに引き継がれます。

買取価格の決まり方|物件価格+営業権評価

買取価格は、以下のように計算されます。

【物件ごと買取の場合】

買取価格 = 物件の市場価格 × 0.7~0.8 + 営業権評価

営業権評価 = 年間純利益 × 1~2年分

例えば、市場価格2,000万円の物件で年間純利益が100万円の場合:

  • 買取価格 = 2,000万円 × 0.75 + 100万円 = 1,600万円

【運営権譲渡(M&A)の場合】

譲渡価格 = 年間純利益 × 2~3年分

例えば、年間純利益が120万円の場合:

  • 譲渡価格 = 120万円 × 2.5年分 = 300万円程度

このように、民泊買取では物件の価値に加えて、事業としての収益性も評価されるため、稼働率が高く利益が出ている物件ほど買取価格が高くなります。

買取価格の算出方法について詳しく知りたい方は、民泊買取価格のシミュレーションもご参照ください。


民泊買取の実例3選|物件タイプ別に紹介

それでは、実際の買取事例を物件タイプ別に3つ紹介します。

事例①都心ワンルームマンション|1,600万円で買取

都心の駅近ワンルームマンションの買取事例です。

項目内容
物件タイプワンルームマンション
立地東京都新宿区(新宿駅徒歩10分)
築年数築15年
間取り・面積1R・25㎡
営業許可住宅宿泊事業(民泊新法)
年間売上約180万円
年間純利益約100万円
年間稼働率約65%
売却理由赤字が続き、早期現金化を希望
買取価格1,600万円(物件価格1,500万円+営業権評価100万円)
買取期間査定依頼から決済まで2週間
オーナーの声「想定より早く売却でき、次の投資に資金を回せて安心しました」

事例のポイント:
都心の駅近物件は需要が高く、買取率も75%と高めでした。年間稼働率65%という実績も営業権評価に反映され、1年分(100万円)が加算されています。売却までの期間もわずか2週間と、スピーディーな取引が実現しました。

事例②地方都市1棟マンション|3,700万円で買取

地方都市の繁華街にある1棟マンション(8室)の買取事例です。

項目内容
物件タイプ1棟マンション(8室)
立地大阪府大阪市(難波駅徒歩5分)
築年数築20年
間取り・面積1R×8室、各20㎡
営業許可旅館業(簡易宿所営業)
年間売上約600万円
年間純利益約150万円
年間稼働率約70%
売却理由遠隔地管理の負担、管理コスト増
買取価格3,700万円(物件価格3,500万円+営業権評価200万円)
買取期間査定依頼から決済まで3週間
オーナーの声「現況渡しOKだったので、家具や設備をそのまま引き渡せて助かりました」

事例のポイント:
1棟マンションは規模が大きいため、買取業者の再販リスクも高く、買取率は70%とやや控えめでした。しかし、旅館業許可を取得しており365日営業可能な点、稼働率70%という安定した実績が評価され、営業権評価は約1.3年分(200万円)加算されました。遠隔地からの管理が負担だったオーナーにとって、現況渡しで手間なく売却できた点が大きなメリットとなりました。

事例③観光地戸建て民泊|運営権譲渡800万円

京都の観光地にある戸建て民泊の運営権譲渡(M&A)事例です。

項目内容
物件タイプ戸建て(賃貸物件)
立地京都府京都市(清水寺徒歩10分)
築年数築30年
間取り・面積3LDK・80㎡
営業許可住宅宿泊事業(民泊新法)
年間売上約300万円
年間純利益約120万円(家賃控除後)
年間稼働率約75%
売却理由本業多忙、運営継続困難
譲渡価格800万円(運営権のみ、物件は賃貸継続)
買取期間査定依頼から決済まで4週間
オーナーの声「M&Aで運営権を譲渡でき、管理の負担から解放されました」

事例のポイント:
賃貸物件で民泊を運営していた場合、物件を所有していないため「運営権譲渡(M&A)」となります。この事例では、年間純利益120万円に対して約2.6倍の800万円で譲渡が成立しました。運営権譲渡の相場は年間純利益の2~3倍とされており、観光地という立地の良さと稼働率75%という高い実績が評価されました。

民泊M&Aの事例として、Beds24は年間営業利益300万円の運営権を1,000万円で売却した実績を公表しています。運営権譲渡について詳しく知りたい方は、民泊M&Aガイドもご参照ください。


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民泊買取の流れと失敗しないポイント

買取事例を見たところで、実際の買取プロセスと注意点を確認しておきましょう。

買取の5ステップ|査定依頼から決済まで

民泊買取は、以下の5つのステップで進みます。

ステップ内容期間目安
①査定依頼物件情報(立地、築年数、収益実績など)を買取業者に提供。オンラインでも可能即日
②現地調査買取業者が物件を訪問し、建物の状態、設備、周辺環境などを確認3~7日
③価格提示買取価格の提示と内訳(物件価格+営業権評価)の説明即日~3日
④契約売買契約締結。必要書類(営業許可証、確定申告書など)を準備3~7日
⑤決済代金支払いと物件・運営権の引渡し最短3営業日

全体で最短2週間~1ヶ月程度で完了します。仲介売却(3ヶ月~1年)と比べて、圧倒的にスピーディーです。

買取不成立の事例から学ぶ|失敗を避けるポイント

すべての買取が成功するわけではありません。買取不成立となった事例から学びましょう。

【買取不成立の事例】

  • 物件: 大阪市内の1棟マンション(築35年、8室)
  • 不成立理由: 建物の老朽化が著しく、修繕費(外壁補修、配管工事など)が買取価格を上回るため、買取業者が買取不可と判断
  • オーナーの対応: 他の買取業者にも査定依頼したが、同様の理由で買取不可。最終的に解体して更地として売却することに

【失敗を避けるための3つのポイント】

  1. 築古物件は複数業者に査定依頼
    築30年以上の物件は、修繕費が高額になるため買取を断られる可能性があります。複数の買取業者に査定依頼し、比較検討しましょう。
  2. 必要書類を事前に準備
    営業許可証、確定申告書、固定資産税納税通知書、賃貸契約書(賃貸物件の場合)などの書類不備があると、買取がスムーズに進みません。事前に準備しておきましょう。
  3. 価格交渉は冷静に、相場感を把握
    買取価格は市場価格の70~80%が相場です。この相場を理解せずに「もっと高く売りたい」と強く主張すると、買取が不成立になることもあります。買取シミュレーションで事前に相場感を掴んでおくことが重要です。

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まとめ:民泊買取事例から学ぶポイント

民泊物件の買取事例を通じて、買取価格の相場感や手続きの流れが見えてきたのではないでしょうか。記事の要点を改めて整理しましょう。

【記事のポイント】

  • 民泊買取は物件ごと買取と運営権譲渡の2パターンがある: 自己所有物件なら物件ごと買取、賃貸物件なら運営権譲渡(M&A)となります
  • 買取価格は物件タイプや立地、収益性により大きく変動: 今回の事例では1,600万円(ワンルーム)~3,700万円(1棟マンション)、運営権譲渡は800万円でした
  • 買取は最短2週間~1ヶ月で完了し、早期現金化が可能: 仲介売却と比べて圧倒的にスピーディーで、現況渡しOKという点も大きなメリットです

【状況別の次のアクション】

  • 自分の物件と似た事例を参考に、おおよその買取価格を把握しましょう: ワンルーム、1棟マンション、戸建てなど、物件タイプ別の事例を参考にしてください
  • 複数の買取業者に査定依頼して、比較検討しましょう: 買取価格は業者によって異なるため、複数社に査定を依頼することをおすすめします
  • 買取をスムーズに進めるため、必要書類を事前に準備しましょう: 営業許可証、確定申告書、固定資産税納税通知書などを準備しておくと、手続きがスムーズです

民泊物件の買取について詳しく知りたい方は、民泊買取の完全ガイドもご参照ください。

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免責事項:
本記事で紹介した買取事例は、プライバシー保護のため一部内容を一般化しています。実際の買取価格は、物件の状態、立地、市場動向、買取業者の判断などにより大きく変動する可能性があります。正確な査定額を知りたい場合は、必ず民泊専門の買取業者に無料査定を依頼してください。本記事の情報は2026年1月時点のものであり、将来的に変更される可能性があります。

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