国際通りで民泊を運営しているが、「稼働率の低下」「競合過剰」で売却を検討していませんか?那覇市中心部の一等地でも、供給過剰により仲介成約率は約50%、売却期間は4〜8ヶ月――時間をかけても売れない可能性があります。本記事では「国際通り 民泊 買取」をテーマに、買取相場・仲介 vs 買取の期待値比較、最短3営業日で現金化する方法、失敗しない売却戦略まで徹底解説します。
国際通りの民泊買取市場|2025年の現状と競合過剰の実態
国際通りエリアの民泊施設数と市場規模
国際通り周辺エリアは、那覇市の中でも最も民泊が集中する地域です。2025年12月時点で、国際通りから徒歩圏内(半径500m)には約150〜200件の民泊施設が存在すると推定されます。
那覇市全体では約1,500件の民泊施設があり、国際通りエリアはその約10〜13%を占めています。これは、人口約32万人の那覇市において住民約213人に1施設という高い供給密度を示しています。
観光庁の「住宅宿泊事業法ポータルサイト」によれば、沖縄県全体で約3,500件の民泊届出があり、那覇市はその約43%を占める最大の民泊エリアです。国際通りは観光客の回遊性が高く、アクセスも良いため、民泊開業の人気エリアとなっています。
しかし、この人気が供給過剰を招き、2023年以降は新規参入が続く一方で、既存物件の稼働率低下と価格競争が深刻化しています。
国際通りエリアの買取市場の特徴
国際通りエリアの民泊買取市場は、那覇市内でも独特の特徴を持っています。
| 指標 | 国際通りエリア | 那覇市郊外 | 恩納村 | 本部町 |
|---|---|---|---|---|
| 買取成約率 | 約70% | 約60% | 約50% | 約35% |
| 平均買取期間 | 3〜7営業日 | 5〜10営業日 | 1〜2週間 | 1〜2週間 |
| 買取業者の関心度 | 非常に高 | 高 | 中 | 中 |
国際通りエリアは、買取業者にとって最も魅力的なエリアの一つです。その理由は以下の3点です。
1. 立地の優位性
- ゆいレール県庁前駅・牧志駅から徒歩圏内
- 那覇空港からモノレールで15分
- 観光客の回遊性が高く、安定した需要が見込める
- 飲食店・コンビニ・ドラッグストアが充実
2. 再販・再運営のしやすさ
買取業者は物件を買い取った後、自社運営または転売を行いますが、国際通りエリアは買い手が見つかりやすく、運営ノウハウも確立されています。
3. 賃貸需要の高さ
民泊としてだけでなく、長期賃貸やマンスリーマンションとしての転用も可能で、出口戦略が多様です。
これらの理由から、国際通りエリアの買取成約率は約70%と高く、買取期間も最短3営業日と短いのが特徴です。
国際通りエリアの民泊が抱える3つの課題
一等地であっても、国際通りの民泊は以下の3つの課題を抱えています。
1. 供給過剰による稼働率低下
2019年のピーク時には稼働率70〜85%を誇った国際通りの民泊ですが、2025年現在は平均55〜70%まで低下しています。これは、コロナ後の新規参入により供給が需要を上回ったためです。
特に、同じ建物内に複数の民泊が存在するケースや、徒歩5分圏内に10件以上の競合がある状況では、稼働率50%を下回る物件も増えています。
2. 価格競争の激化
供給過剰により、1泊あたりの客室単価が下落しています。
- 2019年:1泊8,000〜12,000円
- 2025年:1泊6,000〜9,000円(−25〜30%)
この価格競争により、年間売上が200〜300万円減少した物件も多く、赤字転落するケースも増えています。
3. 管理コストの上昇
一方で、清掃費・リネン費・OTA手数料・光熱費などの管理コストは上昇傾向にあり、収益性が圧迫されています。
- 清掃費:1回3,000円 → 4,000円(+33%)
- OTA手数料:10% → 15%(+50%)
- 光熱費:月15,000円 → 20,000円(+33%)
これらの課題により、「立地は良いが儲からない」という矛盾した状況が生まれています。
国際通りの民泊買取相場|2025年最新データ
物件タイプ別の買取相場表
国際通りエリアの民泊買取相場は、物件タイプや立地条件により変動します。2025年12月時点での最新相場は以下の通りです。
| 物件タイプ | 広さ | 年間売上目安 | 市場価格(仲介相場) | 買取相場(市場価格の75〜85%) |
|---|---|---|---|---|
| ワンルーム | 25㎡ | 200〜350万円 | 300〜500万円 | 250〜425万円 |
| 1LDK | 40㎡ | 350〜550万円 | 450〜700万円 | 380〜595万円 |
| 2LDK | 60㎡ | 550〜850万円 | 700〜1,100万円 | 595〜935万円 |
| 3LDK以上 | 80㎡以上 | 850万円〜 | 1,100万円〜 | 935万円〜 |
国際通りエリアの買取相場は、那覇市内でも高めの設定です。これは立地の優位性が評価されるためです。買取相場は市場価格の75〜85%で、他エリアの70〜80%より5ポイント高いのが特徴です。
賃貸物件の場合、買取相場は上記の70〜80%になります。賃貸オーナーの承諾取得に時間がかかるため、若干の減額となります。
これらの相場は、StayExitの買取実績および那覇市の不動産業者ヒアリング調査(2025年12月実施)に基づいています。
国際通り内の立地別買取相場
国際通りエリアでも、具体的な立地により買取相場は変動します。
| 立地 | 1LDK買取相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 国際通り沿い | 420〜595万円 | 視認性高、一等地、最高相場 |
| 国際通りから1本奥 | 380〜550万円 | アクセス良好、相場やや高 |
| 徒歩3分圏内 | 350〜520万円 | 標準的な相場 |
| 徒歩5分以上 | 320〜480万円 | やや郊外、相場やや低 |
国際通り沿いの物件は視認性が高く、観光客の認知度も高いため、買取業者にとって最も魅力的です。一方、徒歩5分以上の物件は「国際通りエリア」としての付加価値が薄れ、買取相場も低下します。
買取相場の算出方法と査定ポイント
国際通りエリアの民泊買取相場は、基本的に年間売上×0.9〜1.2倍で算出されます。ただし、以下の5つのポイントにより査定額は変動します。
1. 国際通りまでの距離
徒歩3分以内であれば高評価です。5分以上になると、買取相場は10〜15%低下します。
2. ゆいレール駅までの距離
県庁前駅または牧志駅まで徒歩5分以内であれば加点されます。那覇空港からのアクセスの良さは、観光客にとって重要な判断材料です。
3. 稼働率
過去1年間の稼働率が60%以上であれば高評価です。50%以下の場合は減額対象となります。
4. 許認可の種類
簡易宿所許可を保有している物件は、住宅宿泊事業(民泊新法)の届出物件よりも高く評価されます。年間営業日数の制限がないため、買取業者にとって運営しやすいためです。
5. 物件状態とリフォーム履歴
築年数だけでなく、リフォーム履歴や設備の状態が重要です。エアコン・給湯器・洗濯機などの主要設備が3年以内に交換されていれば、プラス査定となります。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、原状回復費用の妥当な基準が示されており、査定時の参考になります。
仲介 vs 買取|国際通りエリアではどちらが得?
仲介 vs 買取の比較表
国際通りの民泊を売却する際、仲介と買取のどちらを選ぶべきでしょうか。両者の特徴を比較します。
| 項目 | 仲介売却 | 専門業者買取 |
|---|---|---|
| 期間 | 4〜8ヶ月 | 最短3営業日 |
| 成約率 | 約50% | 100%(確実) |
| 売却価格 | 高(市場価格100%) | 中(市場価格75〜85%) |
| 仲介手数料 | 5〜10% | 不要 |
| 原状回復 | 必要 | 不要 |
| 原状回復費用 | 50〜75万円 | 0円 |
| 内覧対応 | 必要(複数回) | 不要 |
| 向いている人 | 黒字・高稼働率・時間に余裕 | 即時現金化・リスク回避 |
国際通りエリアは那覇市内でも成約率が高いエリアですが、それでも仲介の成約率は約50%です。2件に1件が売れないという現実があります。
仲介で売れなかった場合、4〜8ヶ月の固定費(月2〜3万円×6ヶ月=12〜18万円)が累積します。最終的に買取に切り替えることになりますが、その間の損失は回収できません。
買取は市場価格の75〜85%と価格は低めですが、確実性が高く、最短3営業日で現金化できます。原状回復も不要で、内覧対応の手間もかかりません。
手取り額シミュレーション(具体例)
実際の物件を例に、仲介と買取でどれだけ手取り額が変わるかシミュレーションしてみましょう。
前提条件
- 物件:国際通りから徒歩3分、1LDK(40㎡)、築8年
- 年間売上:450万円、稼働率:65%
- 仲介相場:600万円
- 買取相場:480万円
パターン①:仲介売却(成約した場合=確率50%)
- 売却価格:600万円
- 仲介手数料(3%+6万円):−24万円
- 原状回復費用:−60万円
- 固定費(6ヶ月):−15万円
- 手取り額:+501万円(確率50%)
パターン②:仲介売却(不成約=確率50%)
- 売却価格:0円
- 固定費(6ヶ月):−15万円
- その後買取に切替:+480万円−15万円=+465万円
- 手取り額:+465万円(確率50%)
期待値:501万円×50%+465万円×50%=+483万円
パターン③:専門業者買取
- 買取価格:480万円
- 手数料:0円
- 原状回復:0円
- 固定費:0円
- 手取り額:+480万円(確率100%)
結論表
| 方法 | 期待値 | 確実性 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 仲介売却 | +483万円 | 中(50%) | ○ |
| 専門業者買取 | +480万円 | 高(100%) | ◎ |
| 差額 | +3万円 | – | – |
このシミュレーションから、仲介の期待値は+483万円で買取の+480万円とほぼ同じであることが分かります。わずか3万円の差のために、50%のリスクと6ヶ月の時間を費やす価値があるでしょうか。
さらに、仲介で売れなかった場合、結局は買取に切り替えることになり、その間の固定費15万円が無駄になります。最初から買取を選択すれば、この損失を回避できます。
買取が特におすすめのケース
以下の条件に該当する場合、買取を強く推奨します。
1. 稼働率60%以下が3ヶ月継続
供給過剰により稼働率が低下している物件は、仲介でも売りにくくなっています。
2. 赤字月5万円以上
赤字が続く場合、早期に損切りすることで累積損失を最小化できます。
3. 遠隔地オーナー
本州在住のオーナーは、内覧対応や契約手続きのために渡航する必要があります。買取ならリモート完結で、渡航費10〜15万円を節約できます。
4. 即時資金が必要
次の投資機会がある、ローン返済が必要などの理由で、すぐに現金が必要な場合は買取が最適です。
5. 賃貸物件
賃貸オーナーの承諾取得に時間がかかる賃貸物件は、仲介では売りにくい傾向があります。買取業者は賃貸オーナーとの交渉も代行してくれます。
国際通りの民泊買取で損しないための5つのポイント
ポイント①:成約率50%の現実を理解し、期待値で判断
国際通りは一等地ですが、それでも仲介の成約率は約50%です。「一等地だから必ず売れる」という思い込みは危険です。
売れない間の損失
- 固定費:月2.5万円×6ヶ月=15万円
- 機会損失:早期に現金化して年利5%で運用すれば、480万円×5%×0.5年=12万円のリターン
- 合計27万円の損失
この損失を考慮すると、仲介の期待値(+483万円)と買取の確実性(+480万円)では、買取の方が合理的です。
ポイント②:原状回復費用50〜75万円を全額回避
仲介で売却する場合、原状回復は売主負担が原則です。国際通りエリアの民泊の原状回復費用は50〜75万円が相場です。
内訳
- 壁紙・床材の張替え:20〜30万円
- エアコン・給湯器のクリーニングまたは交換:15〜25万円
- 清掃・ハウスクリーニング:10〜15万円
- 小修繕(建具調整、照明交換等):5〜10万円
築年数が古い物件や、運営年数が長い物件ほど、原状回復費用は高額になります。
買取なら全額不要です。現況渡しOK、家具や設備もそのまま引き渡せます。この50〜75万円の節約は大きなメリットです。
ポイント③:複数の買取業者に査定依頼
買取価格は業者により10〜15%の差があります。1社だけでなく、最低3社以上に査定依頼を出しましょう。
査定依頼のポイント
- 大手買取業者:資金力があり、高値買取の可能性
- 地域密着型業者:地元ネットワークが強く、迅速対応
- 民泊専門買取業者:運営ノウハウがあり、適正評価
複数の査定を比較することで、相場感が掴め、最も有利な条件を選択できます。
ポイント④:OTAアカウント・レビューの引き継ぎで査定アップ
国際通りの民泊で重要なのは、Airbnb・Booking.com等のOTAアカウントと高評価レビューです。これらを引き継げる場合、買取価格が5〜10%アップする可能性があります。
引き継ぎ可能な資産
- OTAアカウント(ゲストレビュー4.5以上)
- スーパーホストステータス(Airbnb)
- リピーター顧客リスト
- 運営マニュアル・清掃マニュアル
これらは買取業者にとって、即座に収益を上げられる貴重な資産です。査定時に必ずアピールしましょう。
ポイント⑤:簡易宿所許可の有無を確認
国際通りエリアでは、簡易宿所許可を保有している物件が買取相場が10〜15%高くなります。
簡易宿所許可のメリット
- 年間営業日数の制限なし(住宅宿泊事業は年間180日まで)
- 買取業者が即座に365日運営可能
- 転売時にも高値で売れる
自分の物件がどちらの許認可なのか、事前に確認しておきましょう。住宅宿泊事業の場合でも、買取は可能ですが、査定額は若干低めになります。
国際通りの民泊買取の流れ|最短3営業日のステップ
買取手続きの5ステップ
ステップ1:無料査定申込(即日〜1営業日)
電話・メール・Webフォームで申込みます。必要な情報は以下の通りです。
- 物件住所(国際通りからの距離)
- 広さ(㎡)
- 築年数
- 年間売上・稼働率
- 許認可の種類(簡易宿所/住宅宿泊事業)
- OTAレビュー評価
StayExitは国際通りエリアの物件に精通しており、無料で迅速な査定を行います。
ステップ2:現地調査・査定(1営業日)
買取業者が現地訪問し、物件状態を確認します。国際通りエリアは買取業者の営業エリア内のため、最短当日の訪問も可能です。
遠隔地オーナーの場合、写真・動画での査定も可能です。
ステップ3:買取価格提示・交渉(即日)
査定結果に基づき、買取価格が提示されます。国際通りエリアは立地評価が高いため、他エリアより高値査定が期待できます。
条件交渉では、OTAアカウント引き継ぎ、家具・設備の扱い、引渡し時期などを決定します。
ステップ4:契約締結(1営業日)
売買契約書を締結します。必要書類は本人確認書類、登記簿謄本、許認可書類などです。
ステップ5:決済・引渡し(1営業日)
代金が銀行振込で決済され、鍵・OTAアカウント・書類を引き渡します。原状回復不要、現況渡しOKです。
合計期間:最短3営業日
成約率:100%
必要書類チェックリスト
買取手続きをスムーズに進めるため、以下の書類を事前に準備しましょう。
必須書類
- 本人確認書類(運転免許証、パスポート等)
- 登記簿謄本(法務局で取得、またはオンライン請求)
- 住宅宿泊事業届出書の控え(または簡易宿所許可証)
- 賃貸借契約書(賃貸物件の場合)
あると査定アップする書類
- 過去1〜2年分の収支報告書
- OTA登録情報とレビュー評価のスクリーンショット
- 設備・家具のリスト(購入時期・価格含む)
- 運営マニュアル・清掃マニュアル
- リピーター顧客リスト
遠隔地オーナーでもOK|リモート完結の実例
実例:東京在住オーナー、国際通りから徒歩3分の1LDKを買取
- 現地訪問:0回
- 写真・動画で査定を実施
- 物件の内外装、設備状態を撮影して送付
- 契約書類:郵送とオンラインでやり取り
- 売買契約書を郵送
- 重要事項説明はオンライン面談で実施
- 鍵の引渡し:宅配便で送付
- 本鍵・スペアキー一式を宅配便で発送
- OTAアカウント引き継ぎ:オンラインで完結
- Airbnb・Booking.comのアカウント情報をメールで引き継ぎ
- 期間:申込から決済まで4営業日
- 手取り額:475万円
- 原状回復費用60万円を回避
- 渡航費12万円を節約
- 合計72万円のコスト削減
このように、国際通りでも本州在住オーナーが「現地に行かずに売却」することが可能です。
まとめ|国際通りの民泊買取で賢く現金化
1. 国際通りは一等地でも成約率50%、買取が期待値で有利
仲介の期待値は+483万円、買取は+480万円で、わずか3万円の差です。この3万円のために、50%のリスクと6ヶ月の時間を費やすより、確実な買取を選ぶ方が合理的です。
2. 買取なら原状回復費50〜75万円を回避、最短3営業日で現金化
カビ・壁紙・設備のクリーニングや交換は不要です。現況渡しOK、家具残置OKで、手間もコストもかかりません。遠隔地オーナーも現地訪問不要で、渡航費10〜15万円を節約できます。
3. StayExitは国際通りエリア専門、立地評価の高値査定
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免責事項
本記事の情報は2025年12月時点のものです。法改正・市況変動により内容が変更される可能性があります。買取価格は物件状態・市場動向により変動します。実際の買取にあたっては、複数業者に査定依頼の上、条件を比較検討してください。StayExitは記事内容に起因する損害について一切の責任を負いません。
参考文献・出典
- 観光庁「住宅宿泊事業法ポータルサイト」https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/
- 沖縄県「宿泊施設実態調査」https://www.pref.okinawa.jp/shigoto/kankotokusan/1011671/1011816/1003416/1026290.html
- 国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001611293.pdf
- StayExit「沖縄 民泊の現状」https://stayexit.com/hp/okinawa-genjo/
- StayExit「沖縄 民泊で失敗する5つの原因」https://stayexit.com/hp/okinawa-genjo-2/
- 那覇市不動産業者ヒアリング調査(2025年12月実施)
